はじめに
2022年3月に、AWS Certified Solutions Architect – Associate(SAA-C02)に合格したので、合格のためにやった勉強法や反省点などを共有し、他の人の参考にしてもらいたいと考えております。
受験した人
- 30代のシステムエンジニア(SE)
- AWSサービスは、たまに利用する程度
- 数年前に、一度不合格となっている
→当時は、あまり教材が充実していなくて…(言い訳) - AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)に半年前に合格済
- 既婚、子持ち(時間がない…)
勉強時間・方法
合格のための最短の方法は、①軽い全体学習(本一冊流し読み程度)→②試験問題を解く→③苦手な部分を復習だと考えております。
前に「Cloud Practitioner」に合格していたので、今回は②→③で取組み、約1週間で合格しました。
勉強時間は、②15時間程度、③5時間程度の、計20時間程度でした。
②で利用した教材は、Udemyの下記の教材です。
【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
https://www.udemy.com/course/aws-knan/
③で利用した教材は、Udemyの下記教材です。
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験:短期突破講座(300問の演習問題)
https://www.udemy.com/course/aws-uoyc/
やってはいけないこと~アンチパターン
恐らく、多くの人が引っかかってしまう、やってはいけないパターンは、下記の2パターンだと思います。私も、このパターンに引っかかってしまい、多くの時間を無駄にしました。
- 試験の参考書と巻末の問題だけで試験に臨む
- ハンズオンも含んだ長時間のコースを受講する
【アンチパターン】試験の参考書と巻末の問題だけで試験に臨む
「試験の参考書と巻末の問題だけで試験に臨む」というのは多くの人がAWS認定試験で引っかかってしまう、アンチパターンだと思います。
全くAWSのことを何も知らない人が、最初に購入して読むのは問題ないのですが、AWS認定試験を書籍の勉強だけで受けようとしてしまうと、実際の試験でわかる問題があまりないということになります。
嫌な汗をかきながら試験を解き、結果として不合格となってしまうことでやる気をなくしてしまう…ということになってしまう場合も多いのではないでしょうか?(私がそうでした)
試験の参考書は、①軽い全体学習(本一冊流し読み程度)か、③苦手な部分を復習するために利用するものだと考えましょう。
【アンチパターン】ハンズオンも含んだ長時間のコースを受講する
「ハンズオンも含んだ長時間のコースを受講する」というのも、お金と時間を無駄にしてしまう、アンチパターンです。
AWSのサービスは、非常にボリュームがあるので、丁寧に説明してくれる講座の場合、講義だけで数十時間かかる場合があります。
これは、AWSの操作能力を向上させるためには、重要なのですが、試験突破のための学習という観点からは、下記の2つの問題があります。
- 講義を終了するまでに時間がかかりすぎてしまい、やる気を失う
- 試験に合格する知識と、ハンズオンで必要な知識が異なるため、別途試験対策が必要
最初に試験に合格してから、AWSの細かい操作を覚える方が、短期間で自信がつき、AWSサービスのことが嫌いにならないので、多くの人には向いていると思います。
最後に
AWSの認定資格は、AWSのサービスを効果的に利用する知識を身に着けるには、良い試験です。
普段利用しているサービスは、EC2やS3を始めとした特定のサービスに偏ってしまったり、会社規模やサービスの成熟度、プロジェクトでの役割から、中々身に着けられないアーキテクチャの知識を効率よく身に着けることができると思います。
この体験談が皆さまの助けになると大変うれしいです。
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